Uberをはじめ、海外初のタクシー配車アプリが次々と上陸しています。中国発の配車アプリDiDiもそのひとつ。2018年7月より全国各地で試験的に運用され、2019年4月より京都でも正式導入されました。現在は帝産タクシーをはじめ、京都市内の複数社のタクシー会社がDiDiに加盟しています。
京都は日本を代表する観光地のひとつ。海外からの観光客はもちろん国内旅行で日本人も多く訪れます。そのため、公共交通機関の混雑問題が深刻化。配車アプリは待ち時間が少なくて短距離でも利用しやすいという声が多いため、今後「配車アプリの導入率=稼働率が高いタクシー会社」となっていくかもしれません。中でもDiDiは、利用者だけでなくタクシー運転手にとってもメリットが多いアプリとして話題を呼んでいます。
タクシー配車アプリはDiDiで注目したいポイントは次の3つです。
DiDiは目的地までの経路をYahoo!乗り換え案内で検索し、その結果に基づいて配車ができるシステムを搭載しています。つまり、乗車時に「〇〇まで」という会話を交わさずとも目的地を伝えられるのです。
また、アプリ利用者には利用金額と実績に応じてポイントが付与されます。DiDiで使えるクーポンと交換できるため、タクシー乗車のリピートにつながるのです。2019年5月よりPayPay決済にも対応しており、キャッシュレス決済派のユーザーを次々と取り込んでいます。
DiDiは利用客の使いやすさに対してのメリットだけではなく、タクシードライバーにとってメリットもあるサービスです。特に注目したい機能は次の3つ!
ヒートマップ機能は、需要が高いエリアを色で判別する機能です。AIが時間帯・利用客などのデータを分析して、その時間帯の需要が高いエリアを通知してくれるため、コンスタントにお客さんを見つけられるでしょう。タクシー会社のほとんどは歩合制を導入しているため、稼働率が上がれば上がるほど営業利益につながります。
DiDiは一部エリアにて、初めて利用するユーザーにクーポンを配布しています。アプリ内に表示されたクーポンコードを入力すると、1,000円オフチケットが発行されるシステム。
京都府内のクーポン配布対象エリアは、京都市(旧北桑田郡京北町区域を除く)、向日市、長岡京市、宇治市、八幡市、城陽市、京田辺市、木津川市、乙訓市、久世郡、綴喜郡、相楽郡です。
タクシー業界は競争社会。ほとんどのタクシー運転手の給与は歩合制です。配車アプリをはじめ、新しいサービスを積極的に導入している会社を選ぶと、厳しいタクシー業界の競争社会で一歩リードでき、将来的に利益につながるかもしれません。中でもDiDiは、2018年9月27日より大阪でもサービスがスタートして、配車実績は半年で10倍近く成長しているため、今後の伸びしろが期待できます。
帝産タクシー
祝い金
15万円
働き方
2車3人制
▶休みがとりやすい
ヤサカタクシー
祝い金
10万円
働き方
1車2人制
▶稼ぎやすい
エムケイタクシー
祝い金
12万円
働き方
昼勤/夜勤
▶生活リズムに合わせやすい