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インバウンド需要が高い

インバウンドはタクシードライバーにとってチャンス

インバウンドで海外からのお客さんが増加

インバウンドはタクシードライバーにとってチャンスです。2019年、日本に観光目的で訪れた外国人は約2,800万人で、過去最高を記録しました。ビジネスやその他の目的で訪れた人を含めると約3,000万人以上と、各業界へのインバウンド需要が高まっています。

2010年の外国人観光客は約630万人程度で、ビジネス目的を含めても約860万人ほど。2020年現在、この10年のあいだにその数は4倍以上増加しました。

外国人観光客が観光地を移動する手段としてタクシーは人気です。電車やバスよりも自由度・利便性が高いため、利用する外国人も多いのです。訪日外国人の増加に合わせて、移動手段としての利便性で評価を受けるタクシーは需要が高く、タクシードライバーにとってインバウンドはチャンスといえるでしょう。

移動手段として外国人がタクシーを選ぶ理由

観光目的で日本に訪れた外国人の立場になれば、移動手段にタクシーを利用する理由も納得できるでしょう。主な移動手段としては他にも「徒歩」「電車」「バス」などがあるなか、なぜタクシーが選ばれるのでしょうか。

まず、徒歩の場合、知らない土地を移動することは体力的に厳しいものです。幼い子供連れやお年寄りでは、楽しさよりも疲労のほうが蓄積されるでしょう。また、知らない異国で迷子になれば、言葉も通じず道も気軽に聞けないためパニックになりかねません。

電車も東京や大阪などの都市部では、その超過密な通勤ラッシュを見ても分かる通りストレスが大きくかかります。特急、急行、快速など、慣れない外国人はそのシステムの難解さに戸惑うことでしょう。バスもどこに行くのか検討がつかなければ不安になります。

その点、タクシーは行き先を伝えれば確実にたどり着ける移動手段です。家族数人で乗れますし、大きな荷物があっても持ち運ぶ必要がありません。なにより日本のタクシーの安全性と信頼性は世界と比較しても高く、外国人がタクシーを利用するのも当然だと言えるでしょう。

観光タクシーの存在も外国人が選ぶ理由になる

時代の流れでタクシー会社もライバルが増え、多種多様なサービスを提供するようになりました。そのひとつに「観光タクシー」があります。観光タクシーは日本をあまり知らない外国人はもちろん、日本人にも需要があるサービスです。

観光タクシーは、タクシーを一日借り切って観光できるサービスです。見ておきたい有名観光地を一日で複数周れるため、時間を効率的に活用できます。送迎サービスもあるため、ホテルなどの滞在先から目的地へ直行できる利便性にも優れている点も魅力の一つです。

また、観光タクシーは荷物の運搬においても便利なサービスと言えます。訪れた先でお土産を買いすぎて荷物が多くなりすぎた場合でも、観光タクシーを利用していれば重い荷物を持ち運ばずに済みます。

時間帯も関係なくグループで利用できるため安い

タクシーは時間に関係なく利用できる点も魅力です。深夜、電車やバスで移動したくても運行していなければどうしようもありません。日本の居酒屋へ行き、帰りが遅くなったときでもタクシーを呼べばホテルなど滞在先へすぐ帰れます。

また、大人数で利用すれば価格が安くなるのもメリットの一つです。タクシーは目的地までの距離で料金が決まるため、乗る人数が多くなっても料金が高くなるわけではありません。グループで複数人なら割り勘をするだけで利用料金を安く抑えられます。この点も、外国人観光客がタクシーを利用する理由です。

自治体やタクシー業界がインバウンド客のための施策を実施

言葉の壁を解決するための施策

外国人と日本人の間にあるのが言葉の壁です。コミュニケーションが取れないことで「外国人を敬遠」するタクシードライバーが増えれば「日本のタクシーは不親切」という評価につながりかねません。タクシー業界でも、コミュニケーションの問題を解決するための施策を積極的に実施しています。

代表的なのが「外国語研修」です。東京都では英語でコミュニケーションができるタクシードライバーの育成に取り組んでいます。研修を終えると試験があり、合格すれば「東京都地域通訳案内士」という資格を取得できるのです。

ただし、受講資格はTOEIC600点以上とハードルが高く、観光地の情報や日本語でも難しい単語を外国人が理解しやすいよう伝える能力が求められます。他にも「多言語音声翻訳システム」を導入することで言葉の壁の問題を解決する動きも増えています。

キャッシュレス決済の導入

海外では、クレジットカードが主な決済方法として普及しています。日本でもキャッシュレス決済を導入するタクシー会社は増えており、海外のお客さんにも対応していこうという動きが見られます。専用ICカードリーダーを導入し、手軽にスマホやタブレット端末によるキャッシュレス決済を可能にしているのです。

外国人も現金を正確に数える負担もないですし、なにより、支払いに関する負担を取り除けます。キャッシュレスで支払いの選択肢が広がれば、タクシーを利用したいと考える外国人もさらに増加していくことでしょう。

タクシードライバーもお釣りのミスや支払いに関するトラブルを防げますし、どちらもWIN-WINの関係を築けるのです。

インバウンドでチャンスを得るにはタクシー会社も努力と工夫が必要な時代

タクシー業界にとってインバウンドによる外国人客の増加は、利益という面で大きなチャンスです。実際、インターネットなどで歴史や四季の風景に魅了された、クールジャパンのようなアニメなどで興味を持った外国人客が日本に観光で訪れています。

移動手段としてタクシーは外国人に取って利用しやすいサービスです。今後、ますます高まるであろうインバウンド需要に備えて、観光タクシーのような利用したくなるサービス、言葉の壁の問題やキャッシュレス化への対応など、外国人客に喜ばれる工夫やサービスが求められています。

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