AT車・MT車は一般的な自動車だけでなく、タクシーにもあります。過去のタクシー会社はMT車が主流でしたが、近年ではほとんどがAT車を導入しているという話も。タクシー会社がMT車を導入していた背景や、AT車の特徴などについてわかりやすく説明しましょう。
普通自動車にAT限定免許があるように、2種免許にもAT限定免許があります。AT限定はMT車よりも安く取得できるため、あえてAT限定で取得させることもあるようです。多くのタクシー会社では、2種免許取得費用を会社が全額負担している&導入タクシーのほとんどがAT車といった背景もあるからでしょう。しかしタクシー会社によっては、MT車を主流として取り扱っているところもあります。募集要項の資格や条件をチェックしてから応募した方がミスマッチが起きにくくなるのでおすすめです。
タクシーを運転するためには、普通自動車免許ではなく2種免許を取得しなければなりません。
自動車学校で学科・実技を学んだあと、試験を受けます。合宿の場合であれば、最短10日ほどで取得できるところもあるようです。
かつてタクシー会社はMT車を多く導入していましたが、2つの理由があると言われています。
1つ目は、車の耐久性です。現在ではAT車・MT車共に変わらないと言われていますが、以前はMT車のほうが長持ちすると言われていました。MT車はトランスミッションを手動で操作するため、クラッチディスクへの負担が軽減されています。現在では技術が向上し、耐久性に差がないと言われているため、MT車を導入するタクシー会社が減っているようです。
2つ目は燃費の良さです。変速機を動力としているAT車に比べて、MT車は燃費が良いと言われていたことも背景にあります。これも技術の進歩により改善され、今ではAT車・MT車共に燃費に差がないと言われているのだとか。
しかし、タクシー会社によっては、MT車・AT車どちらも導入しているところもあります。どちらも運転できるに越したことはありませんが、もちろんAT車限定免許でも入社できるため、免許資格種別による不公平さはないようです。
MT車はクラッチのタイミング次第で、車体が大きく揺れることがあります。慣れていないドライバーの場合、うまく運転できずに乗客に負担をかけることも想定されるでしょう。AT車の場合スムーズに運転できるため、乗り心地・安定性も期待できます。AT車を優先的に導入しているのは、燃費や耐久性だけでなく、お客様のことを考慮した結果なのかもしれません。
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