新しい生活を安心して始めるには 京都でタクシー運転手になりましょう » タクシー運転手になるには【知っておきたい基礎知識】 » 女性がタクシードライバーとして働く理由

女性がタクシードライバーとして働く理由

タクシードライバーと言えば、50歳以上の男性をイメージする人がほとんどだと思います。もちろん、そのイメージは決して間違ってはいません。ですが、最近では、若い世代の人や女性のタクシードライバーが増えているのです。女性がタクシー運転手として働くメリットを知るために、タクシー業界の現状を調査しました。

女性タクシー運転手数の構成比と採用事業者比率の推移

全国ハイヤー・タクシー連合会が調査した女性乗務員の採用データを見てみると、女性を採用にしているタクシーの事業者は、平成10年頃からぐっと増え、その後も増加しています。

平成29年には、女性を採用している事業者数はおよそ50%にも上り、約半数の事業所で女性タクシードライバーの採用が行われていることがわかりました。それに伴い、社内の女性乗務員の構成比も徐々に増えています。昔なら女性のタクシードライバーは少数派でしたが、現在はそう珍しくないようです。

参照元:一般社団法人 全国ハイヤー・タクシー連合会|平成30年タクシー運転者の賃金・労働時間の現況のまとめ【PDF】

京都の女性タクシー運転手数の推移

エリアを京都に限定して、女性タクシードライバーを採用している会社数を調べてみました。京都では、平成22年から29年にかけて、女性を採用している会社が増加しています。積極的に女性を採用する企業が増えた結果、平成22年は112名だった女性乗務員が、平成29年には172名にまで増えていました。

データを見ると分かるように、女性を採用している事業所、実際にタクシードライバーとして働いている女性の数は増えています。女性の仲間が一人でも多い事実は、転職や就職を考えている女性にとって心強いですよね。これまでの推移を見る限り、今後もタクシー運転手の女性ドライバーの比率は上がっていくと予測されます。

年度 平成22年 平成29年
採用事業所数 30 35
女性乗務員の数 112人 175人

参照元:一般社団法人 全国ハイヤー・タクシー連合会|【図2】女性乗務員の採用事業者比率及び女性乗務員の構成比の推移【PDF】

京都の女性タクシー運転手数の年齢分布

京都のタクシー会社で働く女性乗務員の年齢層について調べてみました。年齢階層別に見てみると、京都では主に40代以上、70代未満の女性ドライバーが活躍しているようです。40代と言えば、まだまだ育ちざかりのお子さんをもつ女性も多い世代なので、家事や育児と両立させながらタクシードライバーとして働いている女性が多いのかもしれません。

もうひとつ注目したいのが、京都では25歳未満の女性タクシードライバーの比率が全国的に見ても多いという点です。25歳未満ということは、新卒または社会に出て間もない若い世代の女性でも活躍できる職業なのかもしれません。「タクシー運転手」という職業が気になっている方は、思い切ってタクシー業界に飛び込んでみるのもいいかもしれませんね。

年代 人数
25歳未満 16
25歳以上
30歳未満
8
30歳以上
35歳未満
4
35歳以上
40歳未満
5
40歳以上
45歳未満
17
45歳以上
50歳未満
22
50歳以上
55歳未満
25
55歳以上
60歳未満
20
60歳以上
65歳未満
23
70歳以上
75歳未満
24
75歳以上
80歳未満
6

参照元:一般社団法人 全国ハイヤー・タクシー連合会|【表3】年齢階層別女性乗務員数【PDF】

女性タクシー運転手の給与(月収・年収)は?

全産業男性労働者の給与と比較した場合

女性タクシードライバーの平均給与は300万円ほど。全産業女性労働者の平均給与382万円に比べると80万円ほど低いようです。にもかかわらず、近年女性タクシードライバーの人数は増加傾向にあります。

それだけ、タクシー運転手という仕事は女性にとって働きやすい環境なのでしょう。

女性タクシー運転手が増えている理由

女性がタクシードライバーとして働く上でのメリットについて紹介していきます。

保育施設付きのタクシー会社がある

最近のタクシー会社の中には、保育所付き(または託児サービス付き)の雇用枠も増えているようです。保育所に空きがないため、働きたいのに働けないという子育て中のお母さんが多い中、いつでも駆けつけられる場所に子どもを預けて働ける会社があるのは嬉しいですね。保育所が会社内についているケースが多いので、万がいち子どもが熱を出したり急な用事ができたりしても安心。また、保育施設付きのタクシー会社は、小さい子どもをもつお母さんでも働きやすいように環境の整備を整えている会社が多めです。だからこそ、子育て中の女性たちの中で「タクシードライバーとして働く」という選択肢が生まれつつあるのでしょう。

女性タクシーの需要が高まっている

タクシー運転手といえば、昔は50代から60代の男性のイメージが強かったものですが、最近は女性タクシードライバーの需要も増えています。これは、日本の社会全体で女性ドライバーの需要が高まり、女性ドライバーの積極的な採用が行われるようになったためです。とくに女性ドライバーを求めているのは、妊婦さんや男性恐怖症の女性など。男性恐怖症の女性からは、女性ドライバーがいるからこそ安心してタクシーを利用できるという声もあがっています。妊婦さんは、陣痛やお産で病院に向かう際、利用するタクシーの運転手が出産経験のある女性ドライバーで道中優しく声をかけてくれるならきっと安心するでしょう。

そのほか、子どもの塾の送迎や祖父母の通院目的でタクシーを利用する際、女性ドライバーを指名する方保護者・親族も多いため、一定の固定客獲得が見込めます。「タクシー」という限られたスペースの中で安心感とリラックスを与えてくれる女性ドライバーの需要は、今後ますます高まりそうです。

個人タクシーの下準備になる

タクシードライバーの平均給与は30代以降横ばいになる傾向が。歩合制を導入しているタクシー会社が多いため、20代から30代前半をピークに体力が追いつかなくなる現実があるのでしょう。

そのデータから「タクシー運転手は将来性がない仕事」と言われることもありますが、いつか個人タクシーを始めたいと思っているなら「将来性がない」なんてことはありません。個人タクシーになるには「タクシードライバーとして10年以上の経験が必要」など、いくつかの規定があるため、若いうちにタクシー企業に勤めておくことは個人タクシーの下準備になるのです。20代のうちにタクシー運転手になれば、30代から個人タクシーを始めることも夢ではありません。個人タクシーなら、すべての売り上げを自分のものにできるため、「30代以降横ばい」とされている給料面も十分にカバーできます。

将来的に運転代行を開業できる

タクシードライバーとして働いている人は、将来的には運転代行を開業できる可能性があります。運転代行とは、飲酒した人とその人の車を送り届ける仕事です。普通免許だけではなく第二種免許が必要となります。第二種免許はタクシードライバーとして働く際に必ず必要となる資格。タクシー会社勤務を通して取得した二種免許を活かして、将来旦那さんと2人で運転代行を開業することも可能なのです。運転代行は開業資金もあまりかからない人気の仕事。開業するにはタクシードライバーとしての経験が必要になるので、将来を見越して今のうちからドライバー経験を積んでおくとよいでしょう。

タクシー業界で活躍している女性ドライバーの声

前職を活かすために始めた運転の仕事

実際働いてみて、色々なことに気配りできるようになりました。勤務時はもちろん、プライベートな運転も今まで以上に安全運転を心がけるようになりました。また、お客さんとコミュニケーションを意識していて、お客さんやその家族に安心感を持っていただけていると感じます。(30代 女性/乗務員歴:6年/前職:自動車教習指導員)

経験がなくても丁寧な研修があって良かった

前職は一般のタクシードライバーとして働いていました。拘束時間が長い会社で体力的に厳しかったので転職を決意。もともと持っていた介護ヘルパーの資格を活かして、友人のすすめで介護タクシー会社へと転職しました。ヘルパーの資格は持っているだけで使ったことは一度もなかったのですが、先輩方の丁寧な研修のおかげもあり、安心して業務に取り組めています。(50代 女性/乗務員歴3年/前職:一般タクシードライバー)

毎日楽しくお仕事しています

もともと介護に興味があり、車の運転も好きだったので、介護タクシー運転手になりました。最初は緊張しましたが、今ではお客さんとのコミュニケーションもスムーズに。なにより、乗務員同士の仲がとても良いので楽しいです。毎日情報交換しながら楽しくお仕事をしています。(50代 女性/乗務歴7年、前職:介護職員)

参照元:株式会社トランスポート|現役女性ドライバーの声

女性タクシー運転手にかんする口コミ評判

女性タクシー運転手に対するポジティブな口コミ

参照元:ガールズちゃんねる|女性タクシードライバーってどうですか?

女性タクシー運転手に対するネガティブな口コミ

参照元:ガールズちゃんねる|女性タクシードライバーってどうですか?

女性タクシー運転手の口コミ評判まとめ

過去にドライバーをやっていた人を含め、やはり女性一人で夜間の営業をするのは危険だという声が多くみられました。タクシー運転手になりたい女性は、安全面を考慮して昼間のシフトに固定してもらえる会社を選んだほうが良さそうですね。

また、タクシーを利用する側の意見としては「女性ドライバーのほうが安心して利用できる」という肯定的な意見もたくさんみられました。とくに産婦人科と提携するタクシーや介護タクシーでは、女性ドライバーの活躍を期待している人々も多いようです。

総合的な見方としては、安全面対策は欠かせないものの、女性タクシードライバーの活躍の場は今後も増え続けると予測されます。

女性ドライバーならではのポイント

日勤で働くことができる

タクシードライバーとして働く上で気になるポイントの1つが勤務体系。隔日勤務を採用している会社が多く、そうなると自宅に帰ることができなくなってしまいます。家庭を持つ女性だと子どもの世話などが必要なので、敬遠してしまうことも。また、深夜の業務で酔っ払いの男性が乗ってきてしまい絡まれるなどのトラブルを気にする女性もいると思います。しかし、最近では、日勤での勤務でもOKという会社が増加。朝、出勤して夕方に帰ることができます。子どもの送り迎えをすることができるし、酔っ払いに絡まれる確率もグンと低くなるので安心です。

労働時間が法律で決められている

タクシードライバーは、法律によって労働時間が定められています。そのため、会社が無理な残業を強いることはもちろん、残業オーバーを見逃すこともありません。法律に則って、安心して働くことができます。

ドライブレコーダーが搭載

「乗客とのトラブルに巻き込まれてしまったら」このような心配をしている女性のため、最近ではほとんどのタクシーにドライブレコーダーが搭載されています。

研修制度が充実している

転職や再就職を考えている女性の中には、子育てや家事で家庭に入り、子どもに手がかからなくなってきたからという人も多いはず。このような場合、実務経験が重要であったり年齢制限があるなど中途採用がなかなか厳しいのが現状。しかし、タクシードライバーは業界未経験の人がほとんどで研修制度が充実しているため、これまでの経歴を気にしないケースが多く、他業種に比べて採用されやすくなっています。

タクシー業界全体で女性を受け入れやすい環境になっている

タクシードライバーは、労働時間を柔軟に設定することができるため、子育てと両立することができるため、女性の活躍が期待されています。2015年2月には、2021年までに女性ドライバーの数を倍増する計画が閣議決定として発表。このような後押しもあり、各タクシー会社が積極的に女性ドライバーの採用を行っています。

女性のタクシードライバーが見るべき求人の条件

日勤が可能かどうか

女性の中でも特に子育てをしている主婦が再就職する際に気を付けたいのが日勤での勤務ができるかどうかという点。タクシー業界特有の隔日勤務しか行っていない場合、自宅に帰られない日が出てきてしまうのでおすすめできません。

研修制度が充実しているか

独り立ちする前までに、しっかりと研修を行ってくれるかどうかは気になるポイント。特に、子育てで社会から離れていた人は、業務に関することはもちろん、社会人としてのマナーなどから再確認する必要があります。

パートが可能かどうか

できるだけ女性の雇用を増やすため、タクシー会社の中には、パートでの勤務をOKとしているところもあります。時給制で空いている時間を有効活用することができるため、正社員ほどしっかりとは働けないが、タクシードライバーとして働きたい人はパートでの採用があるかどうかをチェックしてみましょう。

女性がタクシードライバーとして働く上でのポイントについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?日勤での勤務のみで働けたり、一から業務やマナーについて学べたり、中にはパートで働くことができるところも。このように、女性を広く受け入れる環境が整いつつあります。タクシードライバーに興味が湧いてきた人は、とりあえず、二種免許の取得に向けて勉強してみてはいかがでしょうか?

入社時にもらえる
祝い金が高額な
タクシー会社

をピックアップ